小倉洋館

マラソン大会に出場する市民ランナーが即売会で無人少女を追っかける情報&日常系ブログです。和風が好き。

社会科体験学習 

埼玉の大会に出場するため今日と明日で関東にやってきた。生憎の天気となったが、私が東京に着いて出歩いていた時間帯は幸いにも雨は降らなかった。それでも地元から持ってきた傘が全く役に立たなかったことは少し残念ではあった。

秋葉に着くと本日家に宿泊をさせてもらう友人と合流した。まずは腹ごしらえ、おすすめのオムライス屋に案内してもらった。隠れ家のような路地の奥、一人では絶対見つけられなかったであろう場所にそれはあった。味は申し分なかった。というか、ファミレスのオムライス程度しか食べたことがなかった私としては今まで食べたオムライスではトップレベルに美味しかった。

さて、今日はただ友人宅に泊まりに来ただけではない。休みを取って昼間から関東に来たからには、目的があって来たのだ。
この世の中には我々がまだまだ知りえない世界がある。普段のルーティンワークをしている上ではどうしても相交わることのない世界だ。

それが気の迷いか、好奇心か、わからないが、自分の中の何かを変えたかったのだろう、未知の世界へと足を踏み入れてみたくなった。それでも一人では怖気づいて無理だと思ったのか、不安だったのか、友人と二人で行くことにした。

場所は上野、だだっ広い駅構内とその周辺を出て、地図を見ながら辿り着いた先は街の通路の一角。平日の昼間でも大勢が行き交う都会の中でも人の歩行は疎らである。あまり一人に昼間は、夜なら猶更通りたくない通路だ。
知らないお兄さんが寄ってくる。丁寧に無視しながらお断りをする。居酒屋の客寄せかな?すっとぼけてなどいないよ??
目的地はすでに決まっているのだ。だがその場所がわからない。地図を再度確認してなんとか辿り着くが、二人してその建物を遠目から眺めることしかできなかった。ここで怖気づいてどうする、満を持して入口に向かうと、スタッフの人に満員で待ち時間があると言われた。それなりに時間の余裕はあるが、できれば早くやりたい。いや、入りたい。何をやるというのだ。
すると同じ系列で他にも近くにあるということで、親切ながらやや口調の変わった人に案内をしてもらう。向かった先はさらに路地の奥にある、いかにもな場所にある建物。もうこの際どこでもいいやという思いが先行してしまい、そこで決めてしまう。さらに中、個室へと案内される。友人と二人で待つ。

まずは友人が逝く。というかじゃんけんをして勝ったので先に行かせる。意味のない先送りをして、数十秒後に私も逝く。
暗くて音楽がそれなりに大音量で鳴り響く個室に入る。カーテンは下の方は隙間があった気がする。誰かが入っているのが一目瞭然というわけだ。
少し待機していると、メインのスタッフが入ってくる。暗いので顔ははっきりとは認識できないが、完全に個人の感想になってしまうが中の下くらいの顔立ちであった。大変失礼な言い分であるのは承知しているが、ランクは大事であることなのだ。
何もわからない私にフレンドリーな対応で社会科体験の説明をしてくれる。そんな感じでいいんだと、私も平常心を装っていつも通りに友達と話すように努める。が、実際にどうなっていたかはわからない。おそらく平常心ではいられなかったであろう。

あとはもう流されるまま学習を施される。幾度と金額や時間を気にしては正気を取り戻す場面も基本的には受け身、手取り足取り型体験学習だ。体験であるがために本番ではない。
元々するはずがなかったことも手際のいい巧みな話術とテクニックでまんまと術中にはめられてしまう。もう逃げ場はない、そう思った。

体験学習の合間に手続きでサインをしたり、偉い人に呼ばれて席を立ったりと集中が途切れてしまうことも多々あった。正直気を使っていた部分もあった。相手に委ねればいいと思っていたので、そうではないということも勉強にはなった。やはりノウハウが大事ということは、世の中の基本であろう。そういうものであると最初から認識しているのとしていないのとでは違うのだ。
さもなければ、何も知らない迷い込んだ子羊のように狩られてしまう。剝ぎ取られてしまう。毛皮ではなく、金銭を。

無事終わった。無事と言っていいのか分からないが、全ての課程を修了した。初めての体験学習を終えた。外では友人がすでに課程を終えて待っていてくれた。二人で来たが、あまり意味はなかったのかもしれないと、終わってみるとそう思った。体験学習は完全に個々で行われていたからだ。お互いがどうなっていたかは定かではない。

だが共通の感想として挙げられたのは、もう二度と行かない、であった。

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