小倉洋館

マラソン大会に出場する市民ランナーが即売会で無人少女を追っかける情報&日常系ブログです。和風が好き。

【レポート】富山マラソン2016 

これは去年の反省だけじゃない。今年4月で散々な結果となった掛川新茶マラソンでの借り、それからの半年で蓄えてきた走力、残り1か月の調整、

それら全ての総まとめだ。

はーい、10月30日(日)に富山で開催された『富山マラソン2016』に参加してきました!去年と同じく29日(土)~31日(月)の2泊3日での北陸遠征となり、私としては3度目のフルマラソン、そして2度目の富山マラソンです。


◆富山マラソン2016◆
開催日:2016年10月30日
種目:42.195km(公認コース)
定員:1万2000人
スタート時間:9時00分~
スタート場所:高岡市役所前

規模は1万人超えと大きな大会で、ゲストランナーにはあの石原良純さんなど有名人も参加、また沿道の声援が盛大で力をもらえることは前回参加した方はご存知の通り。とにかく地方のマラソン大会としては最大級の盛り上がりを見せてくれます。


10月29日(土)
名古屋駅から特急ワイドビューひだを使って富山へ。約4時間の道程(ほとんど山道)を経て午後3時前に北陸地方・富山駅に到着。小雨もありちょっと肌寒さを感じますが、予想通りという感じ。ただ明日は晴れていて欲しいと願うだけ。
一度ホテルに向かい荷物を下ろし、今回一緒に参加・走ってくれるフォロワーさんがやってくるのを待ってからランナー受付のある富山市総合体育館へ。富山駅から10分ほど歩きます。

受付会場でゼッケン&参加賞のTシャツをもらい、お土産の品を買って離脱。12時頃に駅弁を食べたにも関わらず16時過ぎには富山ブラックラーメンを食す。レース前に満腹感を味わってしまいましたが、時間がまだ早いのでこのまま消化してくれると信じて良しとしましょう←?

フォロワーさんとホテルが一緒ではないので、一人ホテルに戻り明日の準備。雨も上がり富山市内の巡回も兼ねて軽くジョグをしました。富山駅周辺には予想以上に多くのホテルが点在してましたね~、しかしこういった大規模な大会があるとき以外は部屋埋まるんだろうかと思ってしまった。
ジョギング中に、フィニッシュ地点の富岩運河環水公園に訪れましたが、ライトアップされていてとても煌びやかでほれぼれしてしまいました。

環水公園ライトアップ 

ジョグ後はテレビを見てリラックスし、明日に備えて早めに寝ました。


10月30日(日)
予定よりちょっと早めの5時10分に起床
富山駅周辺には24時間営業の飲食店がないため、昨晩コンビニで買ってきた「牛丼」を朝食にしました。またレース直前にゼリー状の補給食を取りました。
誤算は牛丼がレンジで温めてもなかなか温まらなかった&ご飯が固かったことですね。食事量的にもちょっと物足りなかったかもしれないけど、そこは補給食でカバーした感じ。

IMG_6551.jpg 

レース会場のある高岡市役所に向かうであろうランナー達の後ろ姿にようやくわくわく感を覚えながら、あいの風とやま鉄道で高岡駅に。地味に距離があるので1本電車を遅らせて席に座って行きます。少しでも体力は温存しておきたいw

高岡駅から徒歩で20分ほど移動し高岡高岡市役所へ。12000人の参加者が犇めくスタート会場はまるでコミケ会場・・・とまではいかないまでも、とても混雑していて窮屈。
フォロワーさんと合流しましたが思ったほど時間もなく、小走りで荷物をトラックに預けてから個々のスタート場所のあるブロックへ。
私は「B」ブロックからのスタートでしたが、何がすごいってスタートのアーチが見えることに感動を覚えました・・・!去年はスタートの号砲から4分でやっと見えたくらいだったのに。スタート位置に来てから約40分ほど待機しましたが、不思議と長くは感じませんでした。アナウンサーの方が気温や風速などを伝えていましたが、「風速10m」という誤報をしてから本当は風速0.5mと訂正の流れで参加者達を笑わせリラックスさせてくれたと思いますw
これから始まる長き戦いに思いを馳せながら、これまでやってきたことを振り返るとプレッシャーにもなるので気楽な気持ちで、きっとできると信じて。


午前9時、号砲とともにレーススタート!!!


スタートしましたが・・・思いの外スタート位置が前の方でした。グロスタイムとネットタイムの差がわずか13秒と言えばフル参加経験のあるランナーの方だったら驚かれると思いますが、それくらいの絶好の位置からのスタート。
天候&気温も良し、スタート位置良し、怪我も無し、トイレ(大)も早朝に済ませた、練習はほぼ悔いのない状態で済ませた、しかも2度目のコースでありレースの流れは分かっている。

この世の全てが私の見方をしているこの状況で
サブ3.5はやってやれないことはない

そんな思いを胸に、走り出しました。

て、あまりにも前方過ぎて予想外のことが起こりました。『最初からレースペースで走れてしまった』ことです。序盤は混雑していてゆっくりペースになるであろうから、そこで身体を慣らしていこうと思っていたのですが、最初からキロ5分を上回るペースでの展開。
まずはサブ3.5のペースメーカーを探すことから始まりましたが、しばらく走っていると前方に発見しました。ここからはもうこのペースメーカーの方に着いていくだけ。無駄なことは考えずに体力を最小限に抑えて進むだけ。

沿道に駆けつけてくれたたくさんの声援を横目にどんどん進んでいきます。
富山はゆるゆりの聖地でもありますが、私はあかりとちなつの缶バッジを身に着けた男性が沿道にいたのを見逃しませんでした。「あかり~!!」と声を掛けましたが、こちらの声は気付いてもらえませんでしたねーw

ペースメーカーに着いていっていることもあって、当初目標にしていた「時計でペースをなるべく確認しない」を守ることは容易でしたが、5kmを過ぎた地点で「何か速いな・・・」と感じました。GPSウォッチでペースを確認するとペースはキロ4分51秒、サブ3.5はキロ4分58秒が最低ラインなのでペースが速いことが分かります。
このわずかではありますがペースが速いと感じることができた感覚に自惚れを覚えながらも、このままペースランナーに着いて行っていいかを考え始めました。後半のペースの落ち込みや距離的なロスを加味しながら走っていると思うのですが、逆に前半で速くすると後半のペース下降を早めてしまうのではないかと懸念がありました。

結局ペースメーカーの後方を、視界から消えない程度の位置で回りのランナーと一緒に走ることにしました。これ以上無理をしたら駄目だなと思ったらキロ5分内で下げようと考えながら、同じ顔ぶれを目にしながら長い長い道のりを進みました。
やはりこの辺りのランナーはなかなか脱落しない、サブ3.5狙いの方が多いのでしょうがペース配分がしっかりしている印象でした。特にこのレベルでも仮装をしているランナーは本当にすごいと思いました、茄子とか茄子とか茄子とか。


20km地点にある新湊大橋に辿り着くと「やっと来たか」という気持ちになります。
この光景を見るためにこの富山に来たと言っても過言ではありません。去年に感じたこの思いを再び・・・といった感じでしょうか、標高50mから見る富山湾の絶景たるや。下だけではなく目の前に広がる空と立山連峰は心を浄化してくれるよう。両腕を広げて羽ばたくようなポーズを取りたくなります(やった

去年は飛ばしてしまった新湊大橋の後半を今回は緩やか下り、しばらくは長く続く平地へ。
そこからの24km地点だったでしょうか、若干の違和感を覚えました。「ん?ちょっと疲れてきたかな」という些細なことだったのですが、この小さな違和感が後々大きくなってしまったらどうしようという不安にもなりました。去年は33km地点で脚が棒のようになる感覚になり、後半失速してしまった経緯があるためなかなか不安は消えませんでした。

それでもなってしまったらそれはそれでしょうがないと気持ちを切り替え、同じペースのまま刻んでいきます。少なくなる沿道の応援は一緒に走っているランナーがたくさんいると思い気持ちをしっかり持ち、身体が楽になったと感じてもペースを上げようとせず「とにかく我慢、我慢」の繰り返しでした。
イケると思ってペースを上げても、それは後半の失速につながると考えてただひたすら我慢をしました。


33km以降、今までの我慢が功を奏したのか、去年失速してしまった距離をしばらく過ぎても脚が重くならない、失速もなく動くことができました。
ここから中盤で感じた「サブ3.5は無理かもしれない」という不安が「このまま刻めばいける・・・!」という希望に変わっていきました。時間的にはギリギリで、ちょっとでもアクシデントがあればサブ3.5は厳しくなってしまう状況でしたが、それでもペースを上げることもなく終盤まで「我慢、我慢」を貫き通しました。去年、棒となった脚に追い打ちをかけ撃沈した36km地点での呉羽山も難なくクリアし、サブ3.5が9割の確信になりました。

最後の36km以降、自分と同じ富山マラソンのTシャツに同じシューズ「ゲルフェザー」(色も同じ)のランナーに声をかけ、お互いずっと意識していたということで並走させていただきました。まだ喋れる余力が残っている自分にも驚きましたが、最後の最後で一緒に並走してくれる心強い味方が付いたことで残り1割の不安が完全に消えました。ラスト3kmで私の方は「イケる」と思いペースを上げ、声を張りながら最後の上り坂を突破し、ゴールのゲートを視界に捉えてからのこの距離が一番長いと感じながらも・・・


無事完走しました!!!!


マラソンコース 

時間は・・・3時間28分。
見事サブ3.5を達成できました・・・!!!!

途中で置いて行ってしまった方も無事サブ3.5を達成、握手とハグをして喜びを分かち合いました。ペースメーカーの方には結局追いつくことができずかなり速かったことが分かりますが、それでも途中までけん引してくれたので握手とお礼をさせていただきました。

下記に富山マラソンのペース配分を貼っておきます↓↓↓

ペース①ペース② 


自分で言うのもなんですが何から何まで完璧でした。

途中で多少楽になってもペースを上げなかったこと、これまでの調整、終盤並走してくれた方、本当に全てが私に追い風となってサブ3.5を助けてくれたと思います。
この条件下で取った記録なので何の悔いもありませんし、こうしていればもっといい記録が狙えたとも思っていません。

これが私の出せる力の全てだったと思います。

なのでこれ以上の記録を狙うにはさらに練習を積み重ねるしかないですね。最後まで失速しなかったのは本当に本当に驚きです。実はラスト3kmでペースを上げなかったら、45kmまでは走れたかもという感覚もありました。それくらい調子が良かったのです。


完走後はしばらく並走した方と話しをし、またフォロワーさんや知り合いと会えるかもしれないということで余韻に浸ることも兼ねて座っていました。実際そこでフォロワーさんにも知り合いにも遭遇できたので良かったですw

全てを出し切ったのでもう何も言うことはありません。
富山マラソンにもありがとう、そしてさようならと伝えました。いろいろな大会を経験したいので来年からはまた別の大会に参加します。もし次に富山マラソンに参加することがあれば、それはサブ3が狙えると思うくらいの走力がついたときですね。サブ3チャレンジで富山マラソンにまた挑戦することになるかと思います。

さて、大変長くなってしまいましたし、大会から2日後になってしまいましたが、富山マラソンに参加された方お疲れ様でした。スタッフの方や応援に駆けつけてくれた方も大変力になりました。特に沿道の声援は他のどの大会にも負けないくらい盛大で数も多く素晴らしいと聞きます。この声援を大会の醍醐味の一つとしてずっと続けていってほしいと思います。

それではまた。





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